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面白い旅になるか? 定年後から始めた見習い造園工のつれずれ!!

定年後から始めた見習い造園工で面白くなった毎日の徒然

ヒラドツツジ 剪定時期の枝で増やす挿し木もおもしろい

 

ヒラドツツジの剪定の時期はとってもわかりやすく

花が終わったら1から2週間の間にすればよくて

とってもわかりやすい花木です。

 

このお気に入り花木を

剪定した枝を使ってかんたに増やすことがでる

方法を簡単にまとめ解説しています。

 

 目次

 

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ヒラドツツジの剪定時期と挿し木

剪定の時期

ヒラドツツジの剪定の時期は花後が終わったらすぐに

剪定をするのが1番よいです。

 

 

花が終わって1から2週間のうちにバシバシと剪定。

 

 

幹の大きいものを残し枯れ枝等を取り除き

枝作りもおもしろい。

 

 

 

ヒラドツツジは花が終わってから翌年の花の芽が作られるまでの

期間が非常に短い花木なんですね。

 

剪定枝を挿し木にして挿し穂で挿す

花が終わったらすぐに剪定するときに出る

剪定枝を挿し木で増やすってのも面白く

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  1. 花後に切られた枝の固くなった枝を選んで
  2. 10cmほどに切り詰めます。
  3. 先端の葉を2から3枚残し他の葉は切り取る。
  4. 水に付けて水揚げ(2時間位)する。
  5. 用意していた鉢の中の土に切った先を傷めないように挿す。
  6. 挿す深さは残した葉が土に触れるか触れないていど。
  7. 5から7cm挿すと良く発根。
  8. 翌年の春、根が十分に育ったら定植する。

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と、まぁこんな感じで作業ができます。

 

 

ヒラドツツジはお水が大好きな花木です。

 

9月までは土が乾かないように朝と夕方に水をやり、

それ以降は一日一回が水やりの目安。

 

翌年の春に何処に植えようか、親しい人にあげようか!

 

楽しみが倍加します。

 

 

 

ヒラドツツジの育て方は陽のあたる場所に

 

ヒラドツツジは午前中は日があたっている方が

日当たりが良いほうが花つきがよくなり、

 

更に腐植質に富み水はけの良い土地なら

ヒラドツツジに限らずなおいい。

 

 

ヒラドツツジは日陰では徒長して花つきが悪くなります。

 

 

水やり

ヒラドの根は地表近くで張るために

土壌の極端な乾燥に弱い。

 

地植え、鉢植えともに

夏の高温期には土地が乾かないように注意が必要。

 

 

朝か夕の水やりが必要です。

 

 

 

地植えの場合は土地の雨水を根が吸収すするので

基本的には水をあげなくてもいいですが

夏場など土地が乾燥しやすいときには

あげるようにしています。

 

 

ヒラドツツジの植えつけ時期

ヒラドの植え付け時期は春もしくは秋の

人が過ごしやすいという時期に。

 

人が過ごしやういということはヒラドツツジにも

過ごしやすい、この時期に行うほうが適しています。

 

植えるときに、水はけの悪いところに深く植えてしまうと

酸素不足になり根腐れすることがあります。

 

実際根腐れして失敗しました。

 

 

水はけの良いところに深植えしないことが

大事になり、地表よりやや高めに植えに。

 

 

ヒラドツツジの肥料

花が咲き終わる5月または6月と9月下旬と

根が休眠に入る1月にゆっくり肥効がある

肥料を与えています、

 

株元から少し離したところに肥料を与えると良いですね。

 

 

 

ヒラドツツジの特徴はわかり安い

ヒラドツツジは日本の歴史上古くから親しまれてきた

代表的な大型のツツジですね。

 

 

長崎県平戸で栽培されていたことから

その名前がきているという由来が。

 

 

強い刈り込みに耐えて萌芽力もあり

栽培しやすい植物ですね。

 

 

 

厳しい都市環境にも耐えることから

街路樹やら公園の植え込みにも

使われています。

 

 

 

4月から5月頃の満開時には枝先に大きな花が咲き

花の色には

  • ピンク
  • 赤紫

などの色があり、また色の濃淡も

様々です。

 

 

満開時には大輪の花が広がりそれまで寂しかった

春の庭にも彩りを一気に染めてくれます。

 

 

ヒラドツツジの挿し木

ヒラドツツジは挿し木で簡単に増やすことができます。

 

 

 

挿し木の適期は6月に

その年に出てきた新しい芽を青いうちに摘み取り

 

  • 花後に伸び始めた新枝が硬くなった新しい枝を選ぶ。
  • 10cmほどの挿し穂を作ります。
  • 先端の葉を2から3枚残す。
  • 1から2時間ほど水につける。
  • 枝先の切り口にルートンなどの植物成長調整剤をまぶす。
  • 大きめの鉢に土を入れ挿し穂にしたものを5から6cm挿す。

 

風通しの良い日陰で管理すると

よく発根してくれます。

 

ツツジは水をよく吸う植物なので

9月までは朝と夕の2回

それ以降は一日に1回は水をあげると良いです。

 

 

 

まとめ

大型のヒラドツツジは我が家ではシンボル的な存在、

お客様が来る玄関の前にどんと鎮座しています。

 

 

色は白。

毎年同じ時期に同じ色の花を咲かしてくれて

とてもなくてはならない花木の育っています。

 

 

 

たぶん、人様が我が家を尋ねるときに

玄関の前に大型のヒラドツツジが植えてある家!

 

と、教えてあげてくれてるかもしれないですね。

 

 

 

このように、誰でもわかりやすい親しみのある

古くからあるヒラドツツジはなくてはなならない

ものになっています。

 

 

 

あらためてヒラドツツジが植えられている環境を

見つめると

 

少し高めに植えられていて根が浅く張り

水はけが良くなっていて

お日様も適度にあたり

 

 

ヒラドツツジにとっては理想の環境に植えられています。

 

 

この環境は僕が生まれる前後くらいに

植えられたんだと思います。

 

じーっと白い花を咲かしているヒラドツツジをみていると

何かを話しかけて来るような気がしてきます。

 

 

 

我が家に来るお客様と住んでいる人を癒やしてくれていたんですね。