レッドロビンの挿し木は梅雨時に最も根が出やすい挿し穂を使うの?
レッドロビンという樹木を挿し木する時期は梅雨時期が
1番良くて挿し穂した節から根が出やすい。
どうして梅雨時期が良いのか、なぜ挿し穂が良いのかを
調べて詳しく解説しました。
目次
レッドロビンの挿し木に挿し穂を使うわけ
挿し木の為に切った枝を挿し穂というけど
当たり前の話ですが、
この挿し木になった挿し穂には根はない。
挿し木として切った枝を挿し穂になるには
先端の柔らかい部分のほうが適している。
そこでこの挿し穂に一番重要なのが
これに節があるかどうかです。
普通に樹木の葉はこの節という所から出てくる。
挿し木の場合は、この節から根が出てくるのです。
葉が出るところから葉が出るのではなく根が出るのですよ。
これが挿し穂を使う理由になります。
で、次に大事なのが差し込む部分の
今年出た芽(葉)を
切り落とすと2から3ヶ月でこの切り落とした葉の付け根から
根が出るてくる。
やってみると不思議な体験ができます。
- 土に差し込んでいない所にはまだ葉がついています。
- この葉を半分に切ります(切る意味がないという人もいるけど)
理由は根がないので葉からの蒸発を少なくするために。
挿し穂の準備ができたら1時間ほど水につけ
て十分に水分を吸収させる。
で、いよいよ挿し木だが、挿し木には根がないので
養分のある土は避けたほうが良いです。
で、問題なし。
2から3ヶ月で根が出てきます、すぐには出ないですよ。
レッドロビンの挿し木の方法
レッドロビンの挿し木の方法は梅雨の時期に
今年出た枝を利用して10cmの挿し穂というものを作り
- 土に差し込む部分になる枝の葉を切り取り
- 上についている葉を蒸散を抑えるために半分にして
- 水に1時間ほど漬けて挿し穂に水分を吸わせる
- 切ったところが傷まないように先に穴を空けてあげて優しく差し込む
- 乾かさないようにして2から3ヶ月待つと根が出てくる
この挿し木の時期を梅雨の時期を外してしまっても
慌てることはない。
- 水やり
- 遮光
を考え実行してやればいいけど
やることが多くなり、失敗の確率が多くなりそうですのでレッドロビンの
挿し木は梅雨時期に行ったほうが良いです。
レッドロビンの育て方は挿し穂での増やし方
レッドロビンの挿し木を行う時期を
梅雨時期に行う理由は・・・
水やり回数も減らせるし
挿し木に一番適しているからです。
レッドロビンでも同じで樹木は下の葉を充実させたければ
上部は常に剪定をしたほうが良いものです。
植木と呼ばれる樹木はどうしても邪魔な枝がなにもない
空間に伸びていこうとして、
明るい方の枝の伸びが良くなります。
- 強い枝を強めに切り
- 弱い枝を弱めに
として続けるより方法はないもの。
植木は陽射しを求めて明るい方の枝が
よく伸びてしまいます。
レッドロビンも挿し木として増やすのが一番
手堅く増やしていけて、よく伸びた枝を挿し木に使います。
どの時期が一番いかというと
やはり、梅雨時期が一番良いのです。
なぜなら、
- 3月はまだ寒い
- 4月は新芽が吹く大切な時期
- 真夏は暑すぎ
- 10月になると成長したばかりの根が2ヶ月後の12月の寒さで凍結
梅雨時期が1番作業がしやすく成功確率がぐんと上がります。
まとめ
レッドロビンという植物はとても親しみのある植物です、
一度目にしたら忘れることはないであろう。
いつでも赤い葉っぱが遠くから目立つようにこちらを観ているようです。
でも、成長したレッドロビンはあまり好きな植物ではなくなりました、
なぜなら管理がめんどくさい。
垣根にしたらお隣の敷地にすぐに侵入してしまうし。
若いうちはいつも赤い葉っぱが可愛くてついつい梅雨時期に挿し木をして
増やし垣根にしたが・・・
今は増やし垣根にするんじゃなかった、あのままのほうがレッドロビンの可愛さを
維持することができたようです。
おかげさまで、レッドロビンの枝を挿し穂にして
挿し木の方法を学ぶことができましたけれども
垣根にしてしまうと
小さいうちは隙間があって可愛いけど
すぐに隙間が埋まると
どことと無く邪魔くさくなります。
垣根にした自分が悪いけど!?
レッドロビンの特性が活きるようなお庭を
もっと考えるようにしていかなければならないです。